お盆を前に・・・外出時の防犯対策

7月も中盤を迎え、もうすぐお盆の季節がやってきます。
お盆になると、多くの人は故郷に帰省することと思いますが、その間の防犯対策はどうなっているでしょうか?
今回は、長期間、家を留守にする際の防犯対策について考えていきましょう。

空き巣は、どんな家を狙うのか?
多くの場合、留守宅か、家の人が完全に寝静まった夜中の家をターゲットとします。
対策として「家が留守」ということを、空き巣に悟られないようにしなければなりません。

対策1:郵便受けに新聞や手紙が溜まっていませんか?
留守中は新聞や郵便物が届かないように、配達所や郵便局に伝えておく事です。
特に新聞は溜まってくると、いつから留守なのかが、容易に分かってしまいます。
マンションなら、廊下を見渡して、新聞がそのままになっている住居が、最初の空き巣のターゲットになるでしょう。

対策2:夜間の家の灯りを点けておく 出来れば、家の中の明かりをつけておく。
外から見える位置の明かりが効果的です。
例えば、午後8時に外から見て、家が真っ暗だと、空き巣は家の人が就寝したというより まだ、家の人は誰も帰ってきていない=留守と判断するでしょう。

対策3:留守番電話をやめて、転送電話にしよう!
留守番電話機能を切っておく。できるならば、転送電話にする。
電話帳や番号案内サービスで名前(表札)や住所から電話番号を調べることができます。
時間を空けつつ10回ほど電話をかけて、全て留守電になれば、その家が留守ということを空き巣に悟られてしまいます。

対策4:無締りになっていませんか?
空き巣被害のうち、意外と多い手口が、「無締り」による侵入です。
つまり、鍵を締めないで、外出をしているスキに空き巣被害にあっているのです。
長期外出の際に、鍵をかけずに外出するというのは、考えにくい事ですが、万が一のことも考え、油断しないようにしましょう。

対策5:窓やドアに補助錠を!
玄関扉に補助錠を取り付ける(2ロック・3ロック)ようにしましょう。
補助錠を取り付ける事によって、空き巣による解錠作業を遅らせる事が出来、結果、侵入される可能性が減ることになります。
また、そういった物理的な理由の他にも、玄関や窓に補助錠を付ける事で、「この家は防犯対策をしているぞ!」という姿勢を、空き巣に対して示す事になるので、リスクを恐れる空き巣であれば、それだけで心理的な撃退効果・抑止力に繋がるのです。