大阪府箕面市:マンション 共用玄関の電気錠付き扉のフロアヒンジ取替工事

錆びてボロボロになり機能しなくなったフロアヒンジの取替工事を行いました。
調査した結果、既存の埋め込みセメントケースは錆びてはいましたが、使用可能な状態だったので、本体と扉側アームの交換を行いました。
フロアヒンジ交換工事は、本来、扉を外し、地面に埋まっているフロアヒンジを交換して、再び扉を元通りにするというのが基本です。
今回の現場は、扉に電気錠が設置されていました。
電気錠付きの扉の取り外しのためには、電気錠の配線の切断作業必要なのですが、配線切断のための点検口が無かったため、コンクリートカッターやハンマードリルを使用し、点検口を作るという工程が必要でした。
固いコンクリートを切削し、できるだけ既存配線を傷つけないように作業をするので、時間がかかりましたが、工事は成功しました。
点検口の有り無しで、施工時間も価格も大きく変わります。
フロアヒンジが調整不能になるとドアが早く閉まるので大きな音がしたり、扉が壊れたり、手を挟んでケガをしたりと、いい事がないので、お困りの場合は一旦応急調整等されて、直らなければ見積、商品発注される方が無難だと思います。

フロアヒンジのカバーを取り外し

既存の状態
フロアヒンジのカバーを取り外しています。

点検口を作成

電気錠の配線を切断するため点検口を作成します。

切削作業中

切削作業中。
可能な限り削りカスを撒き散らさないように、掃除機で吸入しながらの作業を行います。

切削作業完了

切削作業完了。
電気錠付きの扉を取り外すために、一時的に配線を切断します。

扉を取り外しました。

扉を取り外しました。

フロアヒンジが完全に錆びて朽ちています

扉を外し、フロアヒンジのカバーを取り外しました。
ケースに水が溜まり、フロアヒンジが完全に錆びて朽ちています。

フロアヒンジ

フロアヒンジを取り外すと水が溜まっているのが確認できます。

既設のフロアヒンジ

既設のフロアヒンジ

新しいフロアヒンジを設置

新しいフロアヒンジを設置しました。

ドアを元に戻しました

カバーを取り付け、ドアを元に戻しました。

電気錠の配線・取り付け

電気錠の配線・取り付けをしています。

新しく作成した点検口

今回新しく作成した点検口にフタをしました。