9月からの防犯対策 こじ破り編

表を見てください。
これは、大阪府吹田警察署が発表した「平成18年吹田市内犯罪発生状況」をあらわすグラフです。
注目すべき点は、グラフの中でも赤色の折れ線グラフの部分です。
侵入犯罪の発生件数を示しています。
比較的侵入犯罪が少ない6,7,8月を経て、ついに来月から、侵入犯罪の多い月が始まります。
さて、侵入犯罪者・空き巣が多く取る手段として、近年流行っている手口は「こじ破り」です。
こじ破り対策に関しては、当ホームページでも「空き巣の短絡化・凶悪化 ~ ピッキング対策から「こじ開け」対策へ ~ 2007/04/21」で、取り上げています。
その内容は、補助錠によるこじ破り対策を推奨しているのですが、もうひとつ、有効な対策があります。
それは、「ドアプレート」という器具を設置することです。
ドアプレートとは、こじ開けに必要な、ドアとドアの受け側の隙間を小さくし、バールなどの器具が、隙間に入りにくいようにするためのものです。
ドアプレートを付けると、ドアプレートの無い状態よりも、はるかに、こじ開け作業がしにくい状態にする事が出来ます。
また、CP規格適合の強力な補助錠に比べて、はるかに低価格で設置することが可能になります。
9月から年末にかけての防犯対策に、補助錠の取り付けとともに、「ドアプレート」の設置をオススメいたします。